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映画「君のためなら千回でも」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

top_06.jpgこんなことは初めてではなかったかなと思う。

映画の目利きの友だちが強く推してくれたので、昨日大阪で封切りされた作品を観てきました。



「君のためなら千回でも」です



金曜日の日経夕刊(購読紙です)にも紹介されていたし、雑誌にも紹介記事は載ったようだ。



念のため、出かける寸前になって ネットで下調べもしてみました。



公式ホームページ   



http://eiga.com/official/kimisen/about.html#menu



に書かれていた紹介文の冒頭がこれでした



雑誌「Weeklyぴあ」(2月14日発売・2/21号)の調査による、2月9日公開映画の満足度ランキングによると、「君のためなら千回でも」が同日公開の「チーム・バチスタの栄光」「L change the WorLd」「潜水服は蝶の夢を見る」など他10作品を押さえ、トップに輝きました。





劇場にもこの部分は 掲示されていて その他 新聞や雑誌の数々の紹介文がロビーに掲示されていました。

雑誌の紹介文に共通するのは「涙」 



号泣されられるのはちょっと困るなぁと思いながら、それでも見たかった。





映画はハリウッド映画だということなのだけれど、物語の大部分の場面はアフガニスタン。

始まりは1970年代の平和な時代に 子供が凧揚げの技を競っているところから始まる。

2人の男の子が仲良く協力しながら、他の子の凧の糸を技で切り 勝ち残っていく



男の子は裕福な家の一人息子アミールとその家の使用人の息子ハッサン。

ハッサンは少数民族でその身分の低さの故に 不良から目を付けられひどい目に遭わされる。

「凧をとってくるから」と言い置いて帰ってこないハッサンを捜すアミールが見たのは、

「その凧をよこせば 勘弁してやるよ」と言われても 渡さず 小さな小屋の中で数人の少年によってたかって殴られけられ、ズボンを脱がされムチで打たれる彼の姿だった。



彼を助けにそこに踏み込む勇気がないアミールは逃げ出し、何も見なかったことにする。

血を流して小屋から出てきた彼に 初めて気づいた振りをして家に帰る。





怖かったのは父親から愛想をつかされること

このことがある前から父はアミールの性格を見抜いている。

実に男らしい性格の父親なんですね、彼がまた・・・・



父は友人にアミールを評して言いました

「自分を守れない子供は 誰をも守れない大人になるよ」

この言葉に深く傷ついていたアミールは、今回のことを父に打ち明けることも出来ない。



ハッサンはケガのことを誰にもいわないけれど、アミールは平静な気持ちではいられず

自分の前からハッサンとその親が消えるように図る。





そしてソ連のアフガニスタン侵攻が始まり、共産主義嫌いで名の通っていた父は生命を守るためアフガニスタンを脱出する。

裕福ではなくなったけれども、平穏な暮らしを得て 結婚をしたアミール



その彼の元に20年前に捨てたアフガニスタンの恩師(前出の「父の友人」と同一人物)から手紙が届く。

「やり直せる道がある」とそこには書かれていた。





この調子で書いていくと文章が終わりそうも無いので 少し端折らせていただきます_・)ぷっ







「やり直せる道がある」と彼に手紙をよこしたのは、アミールが物語作家になる決心をさせてくれた恩師。

もしかして 彼は ハッサンに起こった出来事やそれからの一連のことを知っていたのだろうか





「やり直せる道」というのは、ハッサンが恩師に託した手紙に認めたアミールを信じる心に報いることだった。

無学だったハッサンは、独力で学んで手紙を書けるようになっていました。

いま思えば、彼がアミールを信じていたのは、身分の違う自分の求めに応じて 何度も何度も同じ物語を声に出して読んでくれたからだったのかもしれない

だから、身分は召使であるから決してアミールに逆らうことは出来ないけれど ご主人様ではなくて心が通う 「友だち」だったのでしょう





話を戻して

「やり直せる道」に向かってアミールはアフガニスタンに戻る。

案内に雇った男と二人、オンボロ車で土色の景色の中を駆けずり回る。

付け髭をつけ、イスラム風のいでたちで・・・



タリバン支配下の昔の故郷は荒れ果てていたがアミールはハッサンの信頼に応えるためにそこで、ある交渉をしなくてはならなくなる。



昔 ハッサンを傷めつけた 今はタリバンの小親分となっている男に自分の素性を見破られ、付け髭とターバンを取らされた姿で 彼は命がけで約束を果たそうとする。





と、あらすじを書けばこういうことになります(HPで読んだほうが判りやすいですw)







いろんな要素が詰込まれた映画でした。

『友情』 『信頼』 『親子の関係』 『勇気って?』『イスラムって怖いな』



『勇気って?』って、ここだけ疑問系w

勇気を常に忘れなかったのは、アミールが敬愛する父親。

比較してアミールは余計に自分の卑小さに苦しむのだけれど、私は 「この父親みたいな人はそうたくさんいるものではない」と思うんだな

ハッサンを傷めつけるような、人の弱みにつけこむ悪党でもないけれど 勇気があって立派な人間でもない、アミール型の人間がほとんどではないだろうか





『イスラムって怖いな』 週刊誌で少し読んだことはあるけれど、その戒律を守らなかったものに対する処罰の厳しさと、アミールがタリバンに暴行を受ける場面を見ていて 命の重みが感じられない世界を この映画の中で体験させられました。



自分がこの映画を見て 「素敵な友情の物語」という紹介の仕方は出来ないけれど、「普通の 強くない人間でもやり直せるんだ」というメッセージが込められた映画だから、機会があったら見てねって そう思って今日の日記です。





因みに、私はほとんど泣きませんでした

だけど最後にやはり 少しだけ涙が出ました

正直、見ていてけっこういろんな意味で辛い作品ではあるけれど、いろんなことがよく描かれている良い作品で、後味は良いです^^
タグ:映画

映画「once ダブリンの街角で」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

私 梅田ガーデンシネマというミニシアターの会員です



優待目当てに入って 今回で5年目になるらしいです。

年1回更新時に2,000円を支払う代わりに 映画のチケット2枚を戴く。

優待プラスこの更新時のサービスのチケットを逃してなるものかと、忙しい中 出張ってきましたw



大阪一番の繁華街梅田、・・・・から 離れて、殺風景な地下通路を歩いていかなければならないその劇場まで行くので、

「あくまでも 忙しいのにも関わらず」・・・・(・_・)......ン?ホント?

映画を見てまいりました。





「Onece ダブリンの街角で」

原題は「Once」です



知らなかったけれど、かなり評判のいい映画らしい。

アイルランド映画を見るのは始めてかも・・・と思いながら、あまり期待もせずに行ったのですけれどね

http://oncethemovie.jp/







少し睡眠不足気味で行ったこともあって、途中で少し眠りかかった私ですが

さすが、 持ち直しました(映画が 「さすが」なのです)



上にコピーした公式ホームページは少し眺めてから出かけたのですが、そんな予備知識はなんのその・・・・

劇場のポスターにもあった「音楽映画」という言葉を 初めて見ましたが、なるほど そうでした。

ストーリーはとてもシンプル



シンプルだけれど、さすがに アイルランドの2館公開から口コミでじわじわ 上映館が広がり、世界中で絶賛されるようになっただけのことはあります。

つまり リアリティがあるのです。



話の成り行きよりも、その背景 生きていくことにつきまとう「重さ」 そういうものを観客は見せられます。



主人公は30代も後半のストリートミュージシャン。そしてチェコからの移民の貧しい女性。



映画の冒頭は ストリートミュージシャンが 足元に置いたギターケース(小銭が入っている)をさらに貧しい男に目の前で盗まれ、走って追いかけて捕まえるところから始まります(こんなの前代未聞でしょw)



映画の中で重要なピースとなるのが 一枚のCDの完成。

彼と彼女と、道で声をかけて仲間になってもらった やっぱり貧しそうなミュージシャン数人がスタジオを借りてCDを吹き込みます。



主役のギターには穴が開いている(当然 丸い穴よりも 他に、ですよ)、道で声をかけた若い若いドラマーは、エンジニアの「テストするから スタジオに入って叩いてみて」の言葉に「そんなの したことない」としり込みをして嫌がる



まるっきり厭々はじめたエンジニアの表情が 録音が進むにつれて変わっていく場面が楽しい・・・・・・^^



だけど、楽しいのはそこまで

夜通し入れ込んで吹き込んだCDが出来た感動ではちきれそうな気持ちのまま、カーステレオでの視聴を兼ねてみんなで出かけた浜辺だけれど 空の色は灰色



何がなしに 重いな・・・・という場面はいくらでも挙げることが出来る



その重い 映画の中で主人公と女の子が選んでいく道

実は別のラストシーンも撮影されたということだけれど

「これをハリウッド映画にするつもりか!」ということで使わせなかったのが 主役を演じたグレン・ハンサード。



グレン・ハンサードも、監督のジョン・カーニーもミュージシャンです。(監督は「元」らしいけど)

予備知識はほとんどなし、くらいの状態で見ても

「この主役の人、俳優というよりは歌手ではないか?」と思ったのは 当たっていました。

詩(もちろん 訳詩で見ているわけですがw)もメロディも素敵だし なによりも本当にプロの歌だと思いました。



さ、auの携帯に取り込んだので、明日の通勤から聴くことにしましょ^^

それにしても、映画はタダ(その場でもらった招待券)で見たものの この「ケチ」の私がパンフレットにサントラCDを両方買ってしまったなんて、すごいな この歌声の力・・・・
タグ:映画

映画「めがね」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

最近見に行った映画は「めがね」



http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/18533/



↑ 公式HPより こっちのほうがわかりやすいみたい





10/2  初めて診察を受けに行った病院から出て母に電話を入れ、一緒に行ってきました



予告編は見ていた。

それと 名高い「かもめ食堂」とおなじスタッフが作った、心くつろぐ映画・・・・という予備知識と、「梅田ガーデン(映画館)の会員は1,000円で鑑賞できます」に惹かれて _・)ぷっ



とはいえ「かもめ食堂」自体も見損ねてしまっていたのですが、予告編やCMの とにかくのんびりした光景に憧れたんでしょうね



たぶん この映画は女性が好んでみると思います







どんな映画かというと

書いちゃっても差し支えないと思います。

あらすじがどうこうというタイプの作品ではないから



タエコ(小林聡美)がとある島に到着

大きなキャリーバッグを提げて、地図を見ながらたどり着いたのが「ハマダ」というホテル

ホテルっていっても、部屋は畳敷きで カーテンも何もかも簡素です・・・・・・



食堂とおぼしきところに行くと主(光石 研 なかなか いい感じ^^)が食事の支度中・

重箱にちらし寿司等、おいしそうな物を詰めているところだけれど

「大事な人が来たのでこれからみんなで 食事会をすることになりました

 ご一緒にいかがですか?」

無愛想なタエコさん 「いえ けっこうです」



すると主は「そうですか これから行ってきますので、あなたは冷蔵庫の中にあるものを何でも召し上がってくださってけっこうです」と言い置いて ご馳走を持って出て行ってしまう

一人残されたタエコさんは 冷蔵庫のドアを開ける (^。^;)フウ



翌朝、聞こえる音楽で起こされて「どこから聞こえてくるのだろう」とホテルを出て歩いてみると浜辺で一人の女性が先生となって宿の主や島の住人が30人くらいかな、変わった振り付けの体操をしています(これ、メルシー体操っていう名前が付いているのw)







あっさりした主が営むホテルの客はタエコと彼女を追ってきた 若い男の子

それと物語の中心となっているふしぎな サクラさん(もたい まさこ)



この物語はいろんな謎を秘めたまま進んでいきます

タエコさんは どこで何をしている人で 何をしに島にきたの?

彼女を追いかけていた若い男性は どんな関係の人だろう(恋人では無さそうだ)

主の生活はこの客がほとんどなさそうなホテルで成り立っているのか・・・



今とりあえず書いたのはこれだけだけど、そのほか謎だらけで判っていることの方が少ない物語のお膳立てです。





でも 主やサクラさん タエコさん、若い男の子 それに島の若い女の子も(客ではないけれど常連です)この島でしていることがあって

それは「たそがれる」こと。  (映画で使われていた言葉そのまんま使いました。)



はじめはどこかひとりだけ頑なな感じがしたタエコさんがだんだんこの人たちと同化していって「たそがれる」ことの心地よさが判るようになる

そういう物語です



「癒し」という言葉、私はあまり好きではないのです

だけど、この映画を見ていて とても心地よいと思いました。





10/2にこの映画を見て、どうしても見たくなったのでツタヤで「かもめ食堂」も借りてみました。

このお話はまたこの次の機会に
タグ:映画

映画「クローサー」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

ずっと延び延びになっていました。映画「クローサー」の鑑賞




それはそうと・・・・・映画の記事って  書くのが難しくてつい怯んでしまうし、

考え込んで書いた割には判りにくいものになってしまうし、

読んで下さった方もコメントを入れにくい

という厄介なカテゴリです _・)ぷっ   愚痴ってみたりして・・・・w





それでも、やっぱり書いてみたいんですね、私 映画の記事を。

(-^〇^-) ハハハハ  下手の癖に









優先して書きたい映画は他に数本あるのですが、今日見たこの映画についてまず頭のリハビリがてら書いてみようと思いました。





「クローサー」公式HP

    ↓



http://www.sonypictures.jp/movies/closer/site/







何ヶ月か前に放送されたものを録画してHDDに保存していました。



観終わってDVDに移し替えられる映画、観終わって消去される映画、観ないまま「やっぱり止めた・・・」と消去される映画、「どうしよう・・・・」でHDDに残っている映画・・・とまあ こういう分類のうち「クローサー」は 実は最後の分類に入っていました



ずっと以前に友だちの記事にあったのでずっと気になったままだったのですが、あまりすっきりした話では無さそうだ・・・・ということで2時間を賭ける踏ん切りがつかなかったのです





公開からずいぶん経っていてもうDVDもとっくに発売されているから観ている人も多いかもしれません。



舞台はロンドン

フォトグラファーの女性アンナ(ジュリア・ロバーツ)

死亡欄を書く新聞記者ダン(ジュード・ロウ)

アメリカから来た若いストリッパー アリス(ナタリー・ポートマン)

医師ラリー(クライブ・オーウェン)



この4人が織り成す恋のお話なんだけど、どうも複雑。

本当に「織り成す」四角関係になってしまうのですね



はじめに知り合ったのが新聞記者とストリッパー、アメリカから来たばかりの若い女の子に声をかけると、アリスと名乗り、仕事はストリッパーだという。

「恋人はいないの?」

「別れたわ。愛がなくなったから」

自分は愛情がなくなったら 男と別れる と彼女は言う



きれいなんですよね、彼女 とっても 

目に一途なものがあるから、どんななりをしていても 崩れた感じがしない



彼女と恋に落ちた新聞記者ダンは、しかし すぐに大人の写真家アンナと恋に落ちる・・・・が

彼女は、記者に恋人がいることを知るとそれ以上深みにはまろうとする自分を必死で思いとどまらせる。



振られてしまった記者は いたずらでネカマさんして、チャット相手の医師ラリーとバーチャルSEXを・・・・さらに ひどいいたずら心を起こした彼は 自分は写真家でアンナだと名乗り、二人を呼び出して出会わせる





ここまでだと、2組のカップルが出来ました、ということになるのだけれど

ダンはやっぱりアンナへの思い断ちがたく、アンナも実は・・ ということで関係を盛ってしまったばかりではなく それをそれぞれのパートナーに告げて自分たちの恋を成就させる



家を出たアリスはいかがわしい店に勤め そこへズタボロになったラリーが訪れ・・・・・・





こんな形で4人の気持ちやその関係が交錯していきます

ラリーの計略で壊されてしまった関係が2つ

結局は誰も幸福になれなかった4人の男女



愛を求めるときには必死なのに、自分の気持ちが他にあるときにはパートナーに冷たく当たる男女。



大事なのは「自分」

自分がじゃけんにした恋人が実は大切な人であると気づかされ、元に戻るチャンスを与えられたときに その彼女の「愛」が傷の無いものであることを望みます

「ラリーと寝たわ 一晩中SEXしてた だけど それが何? やっぱり あなたを愛してる」という言葉で ダンは 今度こそ強い絆をと望む彼女を拒んでしまう

 

アリスとダンに焦点を当ててざっとあらすじを書いてみましたが、アンナとダンの恋 アンナとラリーの恋もドラマチックです。







気持ちがふらついているのはいつも「ダン」と「アンナ」この二人のせいで物語が複雑になっていくといってもいいかも・・・・

ただし 振り回されたラリーは計略で人の関係を壊してしまうし

純粋なアリスでさえも実は 本心のところでは自分をさらけだしていない

結局は救いの無い話なんです



どの恋も 輝いているときには 素敵だったのに・・・・

強い絆で結ばれると思ったのに・・・・





実を言うと私好みの「見た後で気持ちがすっきりする」映画ではないのですが、考えさせられましたね

ほんと  愛を成就させるってむずかしいわ・・・・・・





「クローサー」はこんな感じの映画だったのですけれど、(人によってはぜんぜん違ったふうにご覧になると思いますが)主演の4人の演技は 見事ですよ

ハッピーエンドでなくてもいいから「現在」を描いたドラマが見たい、という人にはお勧めできるかもしれません
タグ:映画

映画「手紙」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

「地下鉄に乗って」に戴いたコメントの中に

浅田次郎の作品には東野圭吾と共通するものを感じると書いてくれた人がありました。



次にブログに載せる記事は「手紙」になるな・・・と思っていたからその偶然にビックリ。



だけど、実は私、目を使うのをつい避けるようになってしまっているので(老眼 すでに入っていますからw)、小説を読むことがほとんど無くなっていて、東野圭吾さんの作品は1冊も読んでいないのです。



この作品を見に行ったのは なんとなく・・・・かなぁ

いい作品だろうな、という勘がしたもので=*^-^*=にこっ♪



http://www.tegami-movie.jp/



劇場には原作者 東野圭吾氏から来場者に向けた「手紙」を大きく引き伸ばした数枚連なったポスターが掲示されていました。



そこには 

殺人を犯した加害者の家族、被害者の家族のその後に ついて書いてみたこと。

この作品では「これでもか」というほど 主人公が苛められること

結局 加害者にも被害者の家族にとってもその事件の 「終わり」は無いのだということ



そうして、この映画がとてもよく出来ていることへの感謝の言葉が書かれていました。





この映画の宣伝で使われる部分

「兄貴 元気ですか? これが 最後の手紙です・・・・・」

これは 追い詰められた主人公 直貴の悲痛な思いの詰まった手紙の冒頭です



直貴がこの手紙を書くまでにはかなりの辛抱があったのですがとうとう 矢折れ刀尽きた・・・・っていう状態になってしまったのですね。



この映画のほとんどの部分は直貴が「自分を大学にやろうとしたために 強盗に入って 事故みたいな状態で人を殺めてしまった」優しい兄 が原因で自分の努力がことごとく実らず、その頑張った場所にすらいられない状態になってしまう、そういうエピソードです。



「手紙」というタイトル・・・・・この物語はつくづく「手紙」によって成り立っています



苦しむ直貴の元に刑務所の兄から頻繁に手紙が届きます

「直貴 元気か・・・・  」

彼を思いやり、つかの間うまくいった様子の直貴を祝福する言葉を目にする頃にはその幸福は壊れている



人からたくさん傷を負わされ続けている直貴から見ると、その手紙はどこか無邪気です。



兄は服役中ではあるけれど、ある意味 世間の執拗なするどい棘からは守られていますから・・・・・。





世の中で肉親は兄弟二人だけ。



自分の為に刑務所に入っている兄と支え合っていこうとする気持ちはあるけれど、兄からの手紙(刑務所から出されたのが判るんです 見る人が見れば)を見られたのが元で、愛した人との別れが決定的になる  



ただ、

手紙・・・・・ 直貴に知られないようにと気遣いながら書かれた手紙を読んで彼を力づけてやろうとしてくれる人も現れる。





直貴の名を騙って出される手紙もある





映画の終盤、直貴は兄のいる刑務所に、一緒に夢を追いかけた相方と「漫才コンビ」として慰問に行く。



その場面はこの映画の圧巻の部分



自分が縁切りの手紙を出して切り捨てようとした兄を目で捜しながら漫才をしているけれど、カメラは受刑者の中に兄をなかなか捉えない


カメラがやっと写してくれた兄を見た瞬間、私たち観客は胸が詰まる。
かならず それは間違いなく。





原作者が演者の演技をベタ誉めに誉めていたのはもちろん 宣伝の為でもあるだろうけれど、この場面のことを思っていったに違いない



出番としては多くない「兄」役の玉山鉄二氏だけれど この場面で彼はこの映画を自分のものにしてしまった と私は思います





この「手紙」という映画は推理ものではないけれど、手紙によって物語が展開されていく。



ラストの部分では それまでは判っているようでもまだ罪の重さを測り切れていなかった兄の変化が表されていた。



兄が弟から受取った縁切りの手紙が彼に深い思考をもたらしたこと、それによって兄が本当の意味での償いを覚悟したこと 



重い映画ではあったけれど 見事な作品だったと思います
タグ:映画

映画「地下鉄(メトロ)に乗って」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

「地下鉄(メトロ)に乗って」を見てきました。



と、ナニゲに話を進めてしまいますが、実は「カポーティ」と「ルイーズに訪れた恋は」の2つを飛ばしちゃっています。

ごめんね (〃´・ω・`)ゞえへへっ♪



やっぱり「今日みてきた映画」だと 書きやすいのですね。



この映画を見に行こうと思ったのは「原作 浅田次郎」に惹かれたからです。

好きな作家ではあるけれど、接する機会はあまりなくて、彼に関連するものとしては映画(ビデオで鑑賞)で「ラブレター」、小説としては「壬生義士伝」にふれたくらいかな。



全く違う趣の作品でしたが、両方ともも心に残ったのです。

心には残ったけれど、脳には残らなかったのかしら・・・・と書くと笑われてしまうけれど、細かいことは覚えていないんですwwww

あらすじで読ませる作品ではなく、その描かれた人物の必死の思いがストレートに胸に迫る。





さて、今日みてきた「地下鉄に乗って」に話を進めます。



公式HPは



    http://www.metro-movie.jp/



残念ながらちょっと使いにくいHPでしたけど・・・・(´・ω・`)モニュ



物語は真次とその父親佐吉の親子の愛情の再生の物語であり、

真次とその恋人みち子との悲しい愛の話でもあり、

たくさんは描かれていないけれど、おそらくは真次とその子供との愛情の物語。



一代で大会社を築き上げた佐吉はその過程で無理を重ねてきたようです。

佐吉は新聞で彼が中心となった疑獄事件が大きく報じられている中、入院しています。

真次は「マスコミや法廷逃れの為の偽装入院だろう」と思っていたけれど、弟からの電話で「それが仮病でなく本当に危ない状態であること、佐吉が真次に会いたがっていること」を知る。



真次は少年の頃から見続けていた父親の横暴さ、具体的な暴力、なにより真次の兄が早くに死んでしまったのが佐吉のせいだということに対して恨みを抱いて若い日に家を出、戸籍を母の元に移しています。





ある日、・・・・・その日は 兄の命日でした。

地下鉄の駅で真次はなくなった筈の兄の姿を見かけて追いかけます。

追いかけて見失って、階段を上がって出たところは昭和39年の昔 住んでいた町。

その日に事故で亡くなるという兄の運命を知っている彼は「今夜は何があっても家から出るな」と言い聞かせて家に帰します。・・・・・結局、兄の未来は変わらなかったんだけどね(´・ω・`)ションボリ 



それから彼は、地下鉄のその路線に乗ることにより過去と現在を行き来するようになります。

そうして、横暴な父親佐吉の昔に出会います。



あらすじはもっと書きたいような気もするけれど、きっとこの作品はテレビ放映される日も近いでしょうから、今の時点で大して興味がなくてもなにかの縁でご覧になる人も多いと思います。

テレビで、CMで中断されても けっこう鑑賞し易い作品だとも思いますし



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



はじめ、大沢たかおが70代に近い父親の役で出てきたときには「ミスキャストだ」と思いました。

老けた姿にかなりの無理があったから。



だけど、タイムスリップであった父親は 未来の幸福を語ります

「もし 戦争から帰れたら この千人針を送ってくれた娘と結婚して 子供を作るんだ。一番上は帝国大学に行かせて学者に、二番目は堅実な勤め人に、三番目の末っ子は甘ったれで出来が悪いだろうから手元において育てていく」

これが佐吉の青年期の姿なんですね。



そのエネルギッシュな姿を演じるときの大沢たかおは良かった。

戦後の闇市で海千山千の輩が跋扈する中を知恵を使って生き抜いていくときのギラギラした目。

それで彼が佐吉役で良かったな、そう思いました。



女優さんの話をすれば 岡本 綾が良かった。

この人、今は「魔性の女」っぽい扱い受けているけれど 私の好きなNHK時代劇「慶次郎縁側日記」でときどき登場するときでも、かなり 表現力の豊かな女優さんです。

23歳くらいかな?かなり若い人なのだけれど 地味な、抑えた演技ながら他の共演者の女性をすっかり喰っていました。



それと「映画だから彼が出演したんだろうな」と思ったのが田中泯。

本職は俳優さんではなく、舞踏家だけれど「たそがれ清兵衛」でそうだったように、強烈な存在感を放っておりました。



明るくは仕上げてあるけれど、哀しい話でもあり 手元に残った指輪を見て地下鉄の中で真次が虚空を見つめるときの気持ちには誰もが共感すると思います。

心のよりどころ・・・・・・・・・・・それはやはり人間にはなくてはならないものなのです
タグ:映画

映画「幸福のスイッチ」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

昨日見てきたばかりの「幸福のスイッチ」

「『しあわせ』のスイッチ」と読みます。



割とシンプルな筋立てだし、特に知りたい事項というものは無かったので今回はパンフなしw



この日記を書くのにはちょっと不便だなと思いながら帰宅したら、「弓」を見たときに持ち帰ったこのチラシがありました 

ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪




公式HPはこちら→http://www.shiawase-switch.com/



チラシの裏側を見ると 引っ張り易い言葉が書いてあるのでそれをそのまま ̄m ̄ ふふ



”ウチは売った後のサービスが売りなんじゃ!

   お客さん第一の店なんじゃっ!”



”そのやりすぎで火の車なんやろ!

   そんな効率悪い商売、コンビにでもやっ

    た方が儲かるんちゃうん!”





上がジュリー(沢田研二)下が樹里のセリフです

ジュリー&樹里の共演



実は私、この上野樹里さんって知らなかったのですが、「スゥイング・ガール」に出たとのことだから、若いけれどきっと売れている女優さんなのでしょうね





ストーリーを知りたい人は、上のHPで見ていただいたほうがいいと思うのだけれど、ざっくり書くと和歌山の田辺市という「都会じゃない」ところで、大型安売り電器店に押されながらも「お客様をとことん大事にする」ことで自分の店を守り抜こうとする店主と、かなり反発をしながらも次第にその生き方に納得していく女の子が成長する姿を描いています。



この樹里ちゃん、映画のうち5分の3くらいの時間は、かなり感じ悪いですwwww



ワガママで「ごめんなさい」も言えなくて、人の気持ちを推し量ろうという姿勢が皆無



そういう女の子が成長するわけですから、けっこう丹念に脚本は書かれています。



少し手を抜けば ありきたりの安っぽい 信憑性の無いドラマになってしまうところを、上手にリアリティを持たせた仕上がりとなっています。



エンドロールには樹里ちゃん、本上まなみさんが一番、二番に載っていて ジュリーは3番目だったけれど、この映画の主役は間違いなく 儲からない電器屋さん「イナデン」の店主であるお父さん。



関西弁はさすがに板についているけれど、ジュリーが名優だとは思えなかったww



だけど、やっぱり味があるというのかな 演技が下手でもしっかり「お父さん」にはなっていたと思います。





私が小学生のときに、王子様みたいな衣裳で歌っていたジュリーは男性なのにとても美しい人でした。

昔は「きれいな」男の人ってホント、少なかったんですよ。



女の子みたいだから付けられたあだ名が「ジュリー」で、それを芸能界でも使ったというエピソードも46歳の私は知っていたりします

 =*^-^*=にこっ♪



王子様みたいな衣裳を着てボーカルをしていたジュリーはソロになり、30代ではとっくに過ぎ去ったグループサウンズ時代の名声よりも大きなトップスターの座を長い間張っていた人です。



昭和の時代の大スターなんだけど、これを読んでくれる友達の中には知っている人は少ないかも知れません。



この予告編を見たとき、そのジュリーの軌跡を思い浮かべて、すっかり面変わりしてしまったけれども、50代になってこういうシブ系の映画で主役を張るようになった彼を見たいと思いました。


上に書いたように「演技」が上手い役者、にはなっていなかったけれど この作品を見て後味が良かったのはハッピーエンドのストーリーのせいだけではないと思います。







HP見てくれた人には判るのですが、劇中には「不機嫌そうな 怖いおばあちゃん」が出てきます。



見たことある女優さんだなと思いながら見ていたのですが、すごい存在感。



このおばあちゃんが喜んでくれるところがこの映画のメインシーンかも知れません。



この人が一番 「役者」さんでしたね。

上のHPをコピペしたあと、覗いてみたら この女優さんの紹介もありました。



新屋英子さん・・お名前には見覚えがあるから、通の人なら知っていそうですね^^



この映画、映画館でなくてDVDで見ても そんなに変わらないかな・・・とも思ったけれど、この「おばあちゃんの笑顔」のシーンだけはやっぱり劇場で見て正解だったな と思いました。



by マヌカン☆



もう少し書きたいこともあったのですが、とりあえすこれでアップ^^



前に戴いているコメントにお返事も書けないまま 勢いだけで書いてみました柱| ̄m ̄) ウププッ



後日、こっそり加筆しちゃうと思いますwww


タグ:映画

映画「弓」 キム・ギドク作品 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

実は「R30指定のシネマのお部屋」とでも付けようかしらと思ったのですが ̄m ̄ ふふ

でも、そういうきわどいタイトルで「友達に来てもらおう」なんて、なんだかあざといでしょ

=*^-^*=にこっ♪



と、変な見栄を張ってみる・・・・・



映画自体には「R指定」は付いていなかったかもしれません。

それにしても「30」なんていう指定は見たことないけど( ´,_ゝ`)プッ




観てきた映画は「弓」



何かの映画を見たときに予告を見て「絶対に観たい!」そう思っておりました。





舞台となるのは海に浮かぶ船

そこに老人と少女が暮らしています。



老人といっても枯れ切ったおじいさんではありません。

少女を見る目はあくまでも優しく、弓を使って彼女の為に子守唄を弾き、眠りに落ちた少女の手を二段ベッドの上の段から握りながら幸せな眠りにつきます



老人はそうして眠る前に必ずカレンダーに×印をつけていきます

あと3ヶ月経ったら彼女が17歳の誕生日を迎え、その日に結婚する

貧しい暮らしの中から、ひそかに結婚式のきらびやかな衣裳を一つずつ揃え、彼女に隠してそれを眺めて目を細めます・・・・



老人は少女と二人きり、海の上で暮らしますが 生活の為 釣り客を乗せ その世話をします。



釣り客は、10年間ずっと老人と二人きりで船を出ずに暮らす美少女に好色な目を向け、老人の目を盗んでは彼女にいたずらをしようとしますが、訳が判らずに逃げるということをしない少女を守るのも老人の射る弓でした。



さて、ある日大学生が釣り客として船にやって来ます。

少女と彼は恋に落ちてしまうのですが、はじめはMDプレイヤーを貰って喜んでいた淡い恋が老人の嫉妬に対する反発もあいまってか、老人を疎んじるようになってきました。



それまでは大きな湯桶で彼の手で洗わせていた湯浴みの様子も変わって、彼女は泣きそうな顔をして拒みます



さて、彼女と老人の関係

元々は老人がさらってきて10年間掌中の珠として 大事に慈しんできた他人の子供・・・・



大学生はそこを責めます。

「子供をさらわれた親の気持ちになったことはないのか 自分の欲望の為にそんなことをするなんて酷すぎる」

そうして、老人に「弓占い」をさせます。

「少女が老人と結婚するのか、それともこの船から出て普通の世界に入って幸福になるのか」



船体に書かれた像(これって、日本でいうと阿弥陀如来?)の前でブランコに乗る少女すれすれに弓を射てその弓で卦を読み解くのです。弓を射るのは老人で、それを読み解くのは少女

占いは「彼女は普通の世界に戻って幸福に・・・」と出ます



興味を持ってくれた人の為にHPを載せておきますね これより、もう少し先までストーリーが書いてあります

http://yumi-movie.net/index.html



この↑の内容を読んだのは今日の昼休みで、「絶対に、今日は 映画に行く!(千円の日だしw)」って心に決めたのだけれど、絶対に感動して泣くぞ・・・と予想したのとは全くちがうなりゆきとなりました。



全編、ほとんど老人も少女も声を発することがなく、聞こえているのは穏やかな弦楽器の音楽(弓の楽器で奏でているのかも・・・)とこの二人以外の、普通の世界を生きている人間の声だけ。

老人が彼女をいつくしむ演技も飛び切り上手だし、少女の美しさ・・・・やっぱり 東洋人は「黒い目に黒髪がいいなぁ・・」とつくづく思わされます



HPにあるストーリーから、思いもつかない進展をしたのは前回の記事にした「マッチ・ポイント」に負けずとも劣らないといったところでしょうか



これはある種の 美しい愛の寓話ともいえるけれども かなりエロティックな表現が・・・・

エロではなく「エロス」です。

この一文字の違いはかなり大きいけれど、マヌカン、 これほどエロティックな映像を見たことはありません。



それでタイトルに「R指定」云々を照れ隠しにつけようとした訳で^^

「DVD買お!」と思いながらずっと観ていたけれど、きっと一人きりのときにしか見られないだろうな・・・・ =*^-^*=にこっ♪
タグ:映画

映画「マッチ ポイント」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

ようやく行けました。

「マッチ・ポイント」



公式HPはここです ↓

http://www.matchpoint-movie.com/pc/index.html



ウディ・アレン監督の映画。今回はアメリカではなく、ロンドンで撮ったらしいです



まず 見に行った動機

友達のブログで「お薦め」と書いてあった(微妙な表現でしたがw)ことと、このスカーレット・ヨハンソンが綺麗だから、彼女を見に 
=*^-^*=にこっ♪



わたくし、男前も好きですが 綺麗な女の人も同じくらい好きなのです



ウディ・アレンの作品って けっこう数多いですよね・・・・

私が見たのは実はこれで2作目

しかも前作はDVDでした。

「ギター弾きの恋」というタイトルとジャケットのお洒落さに惹かれて・・・・そして、ショーン・ペンっがどんな演技をしているんだろう?って( 「アイ アム サム」が良かったし^^)



それが今回「ギター弾きの恋」の結末を思い出せないんですw

気に入って「DVD買おうかしら・・・・」と迷った作品だったから、それはショックなことだったのだけれど、今日その理由が判りました。





それはちょっと棚上げしておいて この映画の紹介を少し・・・



アイルランド出身のプロテニスプレイヤー クリスが、ロンドンの上流社会の男性トムと友達になります。

大企業の経営者であり、莫大な資産家である父を持つトムには妹がいて、妹はすぐにクリスに好意を抱きました。

クリスはそこそこ頭のいい青年です。

「僕はいつまでも テニスコーチをやっている気はない。人生を賭ける仕事をしたい」と彼女にナニゲに話します。

彼女の思いつきにより(笑) お膳立ての整った就職口が用意されました。

その父親の会社に入社。

入って数日後「あなた、もうちょっとしたら部長よ ^^」こういう、待遇です。

使える交際費の額も大きくなり、高級車に乗り、高級ブランドの店で日常着を買う生活となった彼。

生まれは貧乏な人でした。



ところがこれだけだと、映画にはならないんですね・・・・



問題は 写真の女性。

彼女は「幸運のきっかけとなった友達」の婚約者です。

ただし、クリスと同じく ロンドンの上流家庭の嫁となるには少し難ありとみなされて、友達の母親から辛い言葉を浴びせられます

もともと 違う環境の中に入りたいけれど違和感のぬぐえない同士という共通点もあったし、何よりクリスは「男前」です。

そこそこ 頭もいいし・・・ね =*^-^*=にこっ♪





ただ、やっぱり世の中は女には甘くない・・・・(´・ω・`)ションボリ

クリスが家族に歓迎されていいポストを登っていき一族に加わるという待遇を受けるのに、彼女は婚約者から捨てられてしまいました。

母親の猛反対を押し切るだけの情熱が続かなくて、波風立てずに人生を送ることをトムが望んだから・・・・



で・・・・・当然のことながらクリスとこの美女が惹かれあい、クリスの結婚後はいわゆる「不倫」関係が続くこととなるのです



でもねぇ。。。。男ってやーね(;-_-) =3 フゥ

クリスは家庭を捨てる気はないし、かといってこの綺麗な彼女を失うのも厭なものだから「妻とは別れる」といいながら 彼女の追求をその場しのぎでかわすのだけれど

お決まりの「修羅場」がやってくるのは目に見えていますよね

(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

彼女は妊娠してしまいましたよ



ストーリー紹介はこのくらいにしておきましょう。

上に載せたHPにはもっと情報が詰め込まれていると思うし



なんだか無責任な「映画話」になってしまうけれど( ´,_ゝ`)プッ





ここで さっき棚上げにした「ギター弾きの恋」のラストを思い出せなかった理由を書きますね。

たぶん、それはウディ・アレンが 見る人をストーリーに引き込んで感動を与えようという映画作りをしていないからだと思うんです。



この「マッチ・ポイント」の結末はとても意外なものです。



映画が始まってすぐに出てきた言葉・・・・たしかクリスの独白で出てきたと思います

画面に映っているのはテニスコート。

ネットの上にカメラ視点は固定されています

そして、ボールの往復だけが写されていて 最後にボールがネットに当たって上に跳ね、そして落ちる・・・・



「ボールがネットの上に当たってはずんで

 ツイているときは向こう側に落ちて、勝つ

 ツイていない時はこっち側に落ちて、負ける



 勝敗は運が決め

 人生はコントロールできない」



これがテーマであって、ストーリーはそれを言いたいが為のお膳立て



映画、今日は会員カード無しで見たので定価で鑑賞

 ( ´,_ゝ`)プッ コダワッテルネ

それでも、パンフ買って帰ろうって思えるくらいに楽しめました。



パンフの左に写っている主役 ジョナサン・リース・メイヤーズは美しい青年だし、右のスカーレット・ヨハンソンも超 綺麗  [岩蔭|]^⌒)bうふっ

そして、二人ともとても好演してくれました。



追記

実は、自分のことで唖然としてしまったことが一つ。

クリスが結婚した女性、なにかの映画で見ているはず・・・きっと!

とは思いながら見ていたんです。

でも映画を思い出せないまま 終わってからパンフで見たら以前見た映画の主役を演じていた女優さんでした。

映画は「Dear フランキー」

何を隠そう私はこの映画で 

スクリーンの中のジェラルド・バトラーと目が合うたびにドキドキ・・・



その映画ではドキドキの印象が一番強くて、彼よりもず~っと長く画面に映っていたこの女優さんのことを思い出せなかったのね

(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

ちょっと情なかったりして (気にしないけどw)
タグ:映画

映画「佐賀のがばいばあちゃん」 [少し前に書いた「映画の過去記事」]

今日はやっぱり半日以上ボーっと過ごしてしまったけれど、さすがは連休も3日目にもなると少々元気が出てきました。



というより、テレビを消したのが良かったのかも知れません。

ボーっと座り込んでいるのがそれで防げたからw



テレビをボーっと見る代わりに、昨夜9時からのお散歩で立ち寄った書店で買った本を一気に読み上げた。



雑誌以外の本を買うのも、ましてやそれを翌日に読みきってしまうことって久しぶり。


去年メガネ屋さんで指摘されてやっと気づいた老眼、これってかなり辛いんです(・m・ )クスッ
ただでさえ、疲れ目気味なのでそこから一気に字を読むのを厭う暮らしになってしまったんですから。



昨日買ってきた本 実は これも「がばいばあちゃん」なのです。
これは、シリーズであと2冊出ているらしい・・・・


さて、ここからが映画の紹介



私がどうして珍しく邦画を見に行ったかというと、この「がばいばあちゃん」の話が頭の中に残っていたから。



「がばい」というのは「すごく」という意味の佐賀弁で、品詞に分けると「副詞」になるとのこと。



形容詞ではないので「がばいばあちゃん」というのは文法的に正しくないけれども
「俺の佐賀のばあちゃんのすごさを表すのに他にふさわしい言葉がなく、俺はあえて『がばい』を形容詞として用いている」
と著者は書いています。



著者というのは漫才師の島田洋七 氏。


この人物もなかなか興味深い人だとは思っておりました。


漫才ブームの頃のことを知る人はこれを読んでくれる人の中ではほとんどいないでしょうけれど、当時(20年位前)には家の中に段ボール箱で現金を置いていた、という程の売れっ子漫才師でした。



また(書いていいのかな・・・)

俳優の 竜 雷太 氏から土地の購入を持ちかけられて応じたらそれがとんでもない土地で「詐欺だ 金を返せ」「いや 普通の取引だ 返さない」との争いで週刊誌沙汰になったことも記憶にある。





島田氏のことで一番 「ふ~ん」って感心したのが(感心っぽくない表現ですがw)
北野 武氏 が写真週刊誌に腹を立て、殴りこみに行き一連の経緯で世間から干されて誰からも相手にされなかったとき、

「遊ぼうぜ!」って声を掛けて、ヒッキーしていた北野氏を連れ出して励ましたくれたのが島田洋七 氏一人で、その時のことを未だに有難くて忘れられないと北野氏がテレビで語っていたのを見たこと



正直、漫才に関してはブームの時も今も彼の(B&Bの)漫才が面白いとは思わないのだけれど・・・・、

たまに見るバラエティ番組で話すことにはなんとなく耳を傾けていました。
彼、話は人をそらさなくて上手いのよね =*^-^*=にこっ♪





この映画の基になった、小学校2年のとき母親の元から離れて、一緒に暮らすことになった「ばあちゃん」については数年前からちょっとずつ語られていました。




テレビでも使われた箇所を名言集で挙げておきましょうか・・・・
貧乏にまつわる話なので、それを頭において見てね



学校から帰ったアキヒロ(洋七氏)が
「ばあちゃん 腹へった!」という→ 「気のせいや!!」


子供のことだからなんとなく納得して寝たけれど、やっぱり空腹で目が覚める
「ばあちゃん お腹すいた」という→ 「夢や!!」





ごはんがらみの話だと
「ばあちゃん、この二,三日、ごはんばっかりでおかずがないね」
→「あははは、明日はごはんもないよ」



言葉の応酬だけではなく、このばあちゃんの始末(節約)ぶりはものすごいのだけれど、それでもアキヒロが素直に成長していったのは、ばあちゃんの
「貧乏には暗い貧乏と明るい貧乏がある。ウチは先祖代々の由緒正しい明るい貧乏じゃ」という言葉で、なんとなくそういうものだと納得していたからなんでしょうね。


さらに名言集UPを続けると・・・・

勉強の出来なかったアキヒロが試験前になって夜に勉強をしていると


「早く 寝んしゃい。電気がもったいなか」


「でも 英語が出来ないんだ」→「答案に『私は日本人ですと買いとけ』


「漢字ができん」→「ぼくはひらがなとカタカナで生きていきます と書いとけ」


「歴史ができん」→「(;-_-) =3 フゥ 歴史もあかんのかい!
それなら『僕は過去にはこだわりません』って書いとけ」


こういうばあちゃんです。




映画はこのばあちゃんのもとで アキヒロ少年がすくすくと成長していくさまを描いていました。
そして、描かれている周囲の人たちとのエピソードも含めて 全編が「前向きスピリッツ」そして「感謝」でまとめられていてとても気持ちの良いものでした。



不服といえば、無理やりとってつけたように「成長した彼」(三宅裕二が演じています)が出てきて、アキヒロと会話をしている場面が余分だと思ったことかな・・・・





映画を見た時点では、ここまでの感想だったのですが 今日本を読んで「目からウロコ」でした。


これは、島田氏も多分同じだと思うけれど・・・・・



本に書かれていた後日談。



島田氏はばあちゃんに言ったそうです。
「ちっちゃい頃からばあちゃんは言ってたもんね。成績なんてどうでもいいって。英語が出来んかったら(以下 略)」


そのあとに続く文章はこうだ。



「すると、ばあちゃんは大笑いしながら言った。
『おまえ、そんなこと本気で信じとったんか』」



もう、ワタクシ 脱帽です。www


映画は小学生に見せてもいいように健全に、明るく作られています。


だけど、映画だけでなく、こうして本を併せて読むと、このばあちゃんの「深さ」「ある種の諦観」みたいなものも描かれています。





滅多に買うことのないハードカバーの本をすっとレジに持っていったのも、こういうことを教えてもらう「縁」があったのだろうと説教くさく締めくくって今日の日記を終わることにします。





この頃、考えて文章を書くということが出来なくなっていて これはそのリハビリみたいなつもりで書きました。
まだ 推敲を重ねるほど頭が働かないけど ちょっとだけでも「ふ~ん^^」って思ってもらえるように また後日 手直しするかも知れません



追記:ポスターには「笑顔で生きんしゃい」と書かれています。

中央に写っているのが主演の吉行和子氏。

きれい過ぎると思いながら映画を見ていたけれど、実際に ばあちゃんは美人だったそうです。

この写真のばあちゃんがもうちょっと若いときを想像してあげてくださいね^^
タグ:映画
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